ユーザー様から頂いたナイフとの出逢いをご紹介致します。



ナイフが欲しいと思うようになったのは、20年ほど前、キャンプを初めてまもなくだった。 キャンプの達人と呼ばれた人が自分のポケットからナイフを取り出し、クラフトを作り始めた姿に、無性に格好良さを覚え俺もあんなふうに格好良くやってみたい。と思うようになってからだ。

それから、ナイフの本を集め始めて、あれがいい、これがいいと本を眺めては一人悦に入っていた。いずれは、ラブレスのナイフを手に入れてやる。そればかり考えていた時もあった。

いまは、キャンプにもあまり行かなくなったが、新たにナイフが欲しくなっている。 子供に自分専用のナイフを持たせてやりたい。そして、一緒にキャンプに行ってナイフの使い方を教えてやりたいと思っている。ナイフの凄さや怖さを教えることで男の同士の絆を深めてみたいと密かに思っている。



Sさん  平成14年1月17日



ナイフとの出会い,それは,小学校のときです。今思えば,あれがナイフといえるのかどうかと思いますが,剃刀の刃をホルダーに入れた小刀でした。

どのようにしてそれを手に入れたのかは,今となっては思い出せませんが,初めて刃物ので手を切った記憶があります。親指を少し切っただけで大したことはなかったのですが,子ども心に指から流れ出る自分の血を見ながら恐怖を覚えたものでした。

その後20年ほどは,ナイフを使用することもなく小学校教員となり,図工の時間には自分の経験を元に子どもたちに,刃物の便利さと危険の2面性を教えるようにしています。

そして,2度目の出会いは,あるアウトドアのショーでした。友人と出かけたショーでは,ナイフブースがあり,様々なナイフが売られていました。その中で,ブルーボーンのフォールディングナイフが目にとまり購入しました。

主な利用法は,釣りに行ったときに魚を絞めたり,腸を出したりといったことです。海で(しかも,まな板などなしで堤防の上で)使うため,なんだかもったいない気がし,購入したナイフは使わずに釣具店で売られている安物のナイフを使うようになりました。

ところが,釣具店のナイフ(D社といって釣具では有名です)は,ブレードが薄くすぐにポイントが曲がってしまい,2本もだめにしてしまいました。

そんなとき,ふと目にした本でSpydercoのナイフが気になり,ポリスタイプMを購入しました。
その後、ブレードが透かしになっているSpydercoのQがどうしてもほしくなり購入。

ついでに目にしたSpydercoのRを衝動買いしてしまい。
最近では,SpydercoのENDURAを購入。とだんだんと全身に蜘蛛の毒が回ってきているようです。

(といってもコレクターの人から見ると大したコレクションではありませんが)基本的にどんなレアものでもふつうに使ってしまうものであまり希少なものはもったいなくて買えません。

今後も,自分が小学校のときに体験したことを子どもたちに伝え,便利と危険の2つの面を教え末永く付き合っていきたいと思っています。



ZOOBOHさん  平成14年1月27日




私の始めてのナイフは肥後の守。 まだ幼かった頃に父が買ってくれたものだ。


山にカブトムシを捕りに行くとき、キャンプに行くとき必ず持っていった。土を掘るのにも使っていたし、切れなくなってきたらそこらのコンクリートの壁にガシガシとこすりつけて研いでいた。ずいぶん粗い使い方をしていたものだ。

この前父の日に肥後の守を贈った、父は結構喜んでいたようだ。なんせ始めて父から電話があったくらいだから(笑、母が言うにはたまに箱から肥後の守を出してはニコニコ眺めているらしい。)

今、私の机の中に父に贈った肥後の守と同じものがある、まだ研いでいない。今度帰省した時にでも父に研ぎ方を教わろうかと考えている。

バターさん  平成14年7月9日



小学生の頃、文具の中にヒゲそりの刃ほどの、フォールディングを持ってはいたが鉛筆削りは、もっぱら削り器に頼っていた。子供ながらショボい使い捨てナイフには興味など持てなかったのかも知れない。

本当の意味でのナイフとのファーストコンタクトは高校生。ガーバーのカタログを見てだった。
そのカタログを持っていた友人によると、そのナイフは釘を切断できるらしい。 私は驚きと羨望の眼でカタログに食い入った記憶がある。

中でも目を引いたのはプレゼンテーション#425。美しいフィンガーグルーブとブレードのバランスに生まれて初めてナイフを欲しくなったものだ。でも、一介の高校生には手も足も出なかった。

歯がゆくも懐かしき27年前の思い出。 社会人になり、やっと手に入れ今も大事に持ってますよ。使ってないけど・・・。

Iさん  平成14年8月10日



その小さな皮のシースには,「'88/12/20」と日付が書いてある。私が,初めて惹かれて、そのナイフを手にした日付である。

フライフィッシングが趣味の私は,それまでアーミーナイフを釣りの友としてしていた。
魚をさばいたりするにはそれで十分だと思っていたし,2本ほどは釣りの途中で紛失してしまってもいたので,「高いものはいらない」と思っていたのだ。
いつものように釣具屋へ出かけ,店にあるショー・ケースの中を覗き込んでいたら,細身の美しいナイフが目に飛び込んできた。ガラス越しにじっと見ているうちに,そのナイフを手にしたいという衝動が突き上げてきた。思わず店員に「このナイフ見せてください」と言葉をかけていた。

そのナイフ・・・アイダ・トラウト アンド バード・・・は,それから私の釣りの友となった。 切れ味の鋭さ,持っていることの楽しさを余すところなく教えてくれた。シンプルな道具ほど、 使い方が豊富であるとはよく言われることだが、まさにナイフはその極みであろう。

アイダ・トラウト アンド バードの美しいヘアライン仕上げのブレードには,少々の傷がついてしまったが,その切れ味と魅力的な細身のボディは,今でも健在で,私の友であり続けてくれている。

Kさん  平成14年12月27日



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