関市のツカダさんの「Key-Quest」(キークエスト)がガイアの夜明けで紹介されました～クラウドファンディングの可能性～ : ジー・サカイのNO KNIFE NO LIFE

1月は海外出張等忙しく記事さぼっていました、ごめんなさい。

録画していた関市のツカダさんが出演したガイアの夜明けをやっと見ました。

下請け脱却のため開発したアイディア商品『Key-Quest(キークエスト)』をクラウドファンディングサイト『Makuake(マクアケ）』で発表し、見事750万円以上のを支援を集めました。　その実績により銀行からの融資を受けることができ、増産体制も整えることができるようになりました。

クラウドファンディングとは、新商品やサービスのアイディアはあるが資本金がない人や会社がネット上でその商品に対する融資をつのりその見返りとしてリターン（今回の場合は商品）を出資者にお礼として送るというシステムです。

海外ではKickstarterやIndiegogoなどのクラウドファンディングサイトが有名です。リターンとして新商品を受け取ることができる場合は通常、一般販売よりいち早く商品が入手できたり、一般販売時より安く購入できるというメリットもあるため、魅力的な商品の場合、目標金額を超える商品も多くみられます。

さて、本来ならば『資金調達』が目的のクラウドファンディングなのですが今回の銀行融資の条件として挙げられたように『クラウドファンディングで〇〇万円集めた』という"実績"としても利用できます。

宣伝文句も『クラウドファンディングで〇〇万円集めた、今話題の人気商品』といったように付け加えることができ消費者の購買意欲もそそります。

また、クラウドファンディングをすることで一般販売開始前に市場調査を行えたり、
クラウドファンディングサイトに載せること自体も多くの人の目につかせることができるため広告になります（面白い商品ならSNSやブログ等でも拡散・紹介されやすいです）。

このようなメリットがあるクラウドファンディング、実は弊社でも去年海外のクラウドファンディングサイトで浮紋-UKIMON-でやろうと思っていたのですが、準備が遅れ先に商品が完成してしまったため、クラウドファンディングサイトを使わず通常販売致しました。

ふるさと納税でも人気商品の浮紋-UKIMON-　ダマスカス　ダマスカス模様が美しくプレゼントにも最適

SABIKNIFE KITCHENも日本のクラウドファンディングに出そうかという話もありましたが、性質上量産が難しく大量注文時に対応できないため断念しました。クラウドファンディングは予期せず大量の注文が来た場合の生産体制の課題もあります。

錆びに非常に強い鋼材H-1を使用した包丁　SABIKNIFE KITCHEN　（生産終了しました）

日本ではまだまだ海外のようにクラウドファンディングが一般の方々まで浸透していないように思えますが、今後ますますクラウドファンディングを利用する人も増えてくるでしょう。
そうなった場合、資金調達以外にもプロモーションや実績目的で中小企業が利用するシーンが増えるかもしれません。

中小企業だけではなく去年は関市の工場参観日のプロモーション及び資金集めのためにクラウドファンディングが利用されました。

クラウドファンディングは今後中小企業の活躍、地域活性化のための『鍵』となるかもしれません。

Makuakeさんも今後中小企業と連携して新製品をクラウドファンディングでプロデュースしていくだろうことと思います。

そんな地域活性化の『鍵』の第一歩がツカダさんの「Key-Quest」(キークエスト)なのでした。

鍵だけに。

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